施工管理技士
佐々木 信也 2017年入社
前職では工事系の測量をする会社で測量の仕事をしていたんですが、「測る仕事」ばかりやっているうちに、「造る仕事」もやってみたいなと考えるようになりました。
測量の業務も建設業の仕事の中の一部分なので、同じ建設業という意味では全くの未経験ではありませんでした。前職で得た知識や経験を活かして、「測る仕事」から「造る仕事」にチャレンジするために福岡組に転職しました。
現場での施工管理をしています。施工管理はひとつの現場に当社から1人、現場代理人として入るようになります。 具体的に言うと、発注者との連絡調整・検査書類の作成・測量などですね。特に測量は前職での経験が活かせていると感じます。あとは完了した工事についての報告書類を作ります。
ひとつの現場にかかる工事の期間は、長いものだと半年とかそのくらいの期間で、当社の中で複数の現場が同時進行しています。自分が現場代理人として入る工事が無い時期には他の現場の手伝いをします。今はちょうど自分の担当していた現場が終わったところなので、他の現場にサポートとして入っていますね。
入社して1年目に初めて工事の検査書類を作成したんですが、分からない事が多くて苦労しました。前担当の先輩が作ったものをまねてみるものの、全然わからなくて。その時に、上司の方が親身になって教えてくださいましたね。おかげで、今では数件の工事を担当して書類も一人で完成することができるようになりました。これからもその時の感謝の気持ちを忘れずにやっていきたいです。
上司の人柄の良さ、ですかね。入社してすぐの時、仕事が終わったあと少し会社に残って勉強をしていたら、一緒に残って分からないところを教えてくださったり、親身になって指導をしてくださいました。
本当に皆さん良い方ばかりで、頼れる先輩の存在で会社全体にまとまりが生まれていると感じます。
自分の造ったものが半永久的に残ることへの喜びがありますね。少なくとも、僕がこの会社を退職するときまでは確実に世の中に残るものだと思うので。あとは、現場が日南町に多かったりするので地域に貢献できるのも嬉しいです。
休日は完全週休2日、かつ祝祭日も休みなので、周辺の同業他社と比べるとかなり休日が多いのかなと思います。残業も、日々の段取り次第ではありますが、私はほとんどないですね。今この作業をしているから次はこれを先にというのを考えて、事前に段取りをしておくなど、自分の工夫次第で早く帰ることはできるかなと思います。
公共工事が終わると必ず検査があって、工事成績の評定があります。これは工事の施工体制、施工状況、出来栄えなどを総合的にチェックされて点数が付くもので、いわば工事の通知表のようなものになります。
この点数は外部にも公表されますし、その後の入札の参加資格にも影響してくるので、かなり責任重大なのですが、やはり高い点数をいただいたどきは嬉しくてモチベーションが上がりますね。
ただ、まだ今は未熟なところもあり、上司の指導を仰ぎながら現場管理の仕事を進めている状態なので、早く自分ひとりで現場管理ができるようになるのが次の目標です。